エストロゲンは「全身に効くホルモン」です
〜更年期に不調が増える本当の理由〜
「更年期になると、体のあちこちがつらくなる」
そう感じている方は少なくありません。
実はそれ、気のせいではありません。
この図が示しているのは、
👉 女性ホルモン(エストロゲン)が全身の臓器に関わっている
という事実です。
エストロゲンは“受け皿”に作用します
エストロゲンは、そのまま働くのではなく、
体の中にあるエストロゲン受容体という
「受け皿」にくっついて作用します。
この受容体には、2種類あります。
① α(アルファ)受容体
α受容体は、主に次のような場所に多くあります。
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子宮・卵巣
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乳腺
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精巣
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副腎・腎臓 など
👉 生殖やホルモン分泌に深く関わる受容体です。
② β(ベータ)受容体
一方、β受容体は、私たちが不調を感じやすい場所に多く存在します。
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骨
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脳
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肝臓
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血管
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肺
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甲状腺
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膀胱 など
👉 体の調子を整える役割を担っている受容体です。
更年期の不調が「全身」に出る理由
この図を見ていただくと分かる通り、
エストロゲン受容体は
脳・骨・血管・内臓など全身に分布しています。
そのため、エストロゲンが減ってくると、
✔ ほてり・動悸
✔ 気分の落ち込み・不安感
✔ 関節のこわばり
✔ 骨密度の低下
✔ 頻尿・膀胱の違和感
など、さまざまな症状が同時に現れるのです。
「年齢のせい」だけではありません
これらの症状は、
✔ 気持ちの問題
✔ 我慢するしかないもの
と思われがちですが、
実際にはホルモンと受容体の変化が大きく関係しています。
特に、
👉 β受容体が多い臓器ほど影響を受けやすい
ということが分かっています。
まとめ
✔ エストロゲンは全身の臓器に関わる
✔ 受容体にはαとβの2種類がある
✔ 更年期の不調は「全身症状」
✔ 関節・骨・脳・血管の症状も自然な変化
当院では、
更年期に伴う関節のこわばりや痛み、体の不調について、
運動器・ホルモンの両面からサポートを行っています。
「これも更年期?」
「整形外科で相談していいの?」
そんな疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
