メノポハンドってなに? ~☆スタッフブログ☆~
「メノポハンド」って聞いたことありますか?
先日テレビでも取り上げられ、少し話題となっております。
もしかしたら初めて聞く言葉かもしれませんが、実はこれ、更年期に関係している手の症状なんです。
閉経を迎えると、体のホルモンバランスが大きく変化し、その影響で、手にこわばりや痛み、腫れが出ることがあります。
これが「メノポハンド」と呼ばれる症状です。
メノポハンドの原因は?
メノポハンドが起こる理由は、主に「ホルモンの変動」によるものです。
具体的には、閉経によってエストロゲンの分泌量が減少することが大きな要因です。
エストロゲンは、関節や骨に関係するホルモンでもあるので、
その分泌が減ることで、関節に炎症が起きたり、筋肉がこわばったりすることがあります。
また、閉経後は骨密度が減少しやすく、骨がもろくなったり、関節に負担がかかりやすくなります。
それが手の痛みや疲れを引き起こす原因となります。
メノポハンドの症状は?
では、メノポハンドの具体的な症状ってどういうものなのでしょうか?
〇手のこわばり
朝起きた時や長時間同じ姿勢でいた後に、指や手首がこわばって動かしにくくなることがあります。
特に、指を握ったり伸ばしたりする時に感じやすいです。
〇痛みや腫れ
手の関節が痛んだり、赤く腫れたりすることも。
ホルモンの変動による炎症が関係していると考えられています。
〇力が入りにくい
手が疲れやすくなったり、力を入れづらくなったりすることもあります。
物を持つのがしんどく感じることもあります。
対処方法って?
実は、メノポハンドの症状を軽減する方法はいくつかあります。ここで簡単に紹介させていただきます。
〇ホルモン補充療法(HRT)
エストロゲンを補充することで、ホルモンバランスを整えることができ、症状の改善が期待できます。
ただし、ホルモン補充療法には副作用もあるので、医師と相談しながら行うことが大切です。
〇適度な運動とストレッチ
手の筋肉や関節を柔軟に保つために、軽い運動やストレッチは効果的です。
ウォーキングや水泳など、関節に負担をかけずにできる運動を取り入れると良いでしょう。
〇温熱・冷却療法
温かいお風呂や湿布を使って手を温めたり、冷やしたりすることで、痛みや腫れを和らげることができます。
自分の症状に合わせて温冷を使い分けてみてください。
〇カルシウムやビタミンDを摂取
骨を強化するために、カルシウムやビタミンDが豊富な食事を心がけることが重要です。
また、オメガ-3脂肪酸を含む食べ物も炎症を軽減する効果があります。
メノポハンドは、更年期のホルモンバランスの変化によって引き起こされる手の症状です。
もしあなたも手の不快感を感じているなら、無理せず早めに対策をとることが大切です。
正しい対処法を実践すれば、症状を軽減することができます。
そして、気になる症状が続くようでしたら、医師に相談することをおすすめします。
当院は整形系の中でも、特に手外科に力を入れているため、手の症状でお困りの際は1度当院にお越しください。
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身体の変化に向き合いながら、より快適な毎日を過ごせるようにサポートしていきましょう。