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更年期のつらい症状に―注目されている「エクオール」とは?研究データからわかること

[2026.03.13]

更年期って、どんな時期?

40代後半から50代にかけて、多くの女性が迎える「更年期」。
この時期は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に低下することで、心や体にさまざまな変化が起こります。

実際に日本人女性で多くみられる症状には、

  • 肩こり

  • 疲れやすさ

  • のぼせ・ほてり

  • 頭痛・腰痛

  • 不眠・イライラ

  • 気分の落ち込み

などがあり、「原因がよく分からない不調」が続くのが特徴です。


なぜ、こんなに症状が出るの?

エストロゲンは、
✔ 自律神経
✔ 血管
✔ 骨
✔ 脳や心の安定

など、全身に関わるホルモンです。

閉経前後にこのホルモンが大きく減ることで、

  • ほてり・発汗・めまい

  • 疲労感・不安・抑うつ

  • 不眠・物忘れ

  • 関節や腰の痛み

といった症状が、年齢とともに長く続くことがあります。


そこで注目されているのが「エクオール」

エクオールは、大豆イソフラボンから体内で作られる成分で、
エストロゲンと似た働きをすると言われています。

ただし、日本人でもエクオールを作れる人は約半数
作れない人は、食事だけでは十分な効果が得られにくいこともあります。


大規模調査でわかった「エクオール」の使用感

全国33の医療施設で行われた調査では、
更年期女性566名を対象に、エクオール(1日10mg)を3か月間摂取しました。

その結果…

  • 3か月後、約70%の方が「続けたい」と回答

  • 「なんとなく体調が良い」

  • 「肩こりが楽になった」

  • 「朝起きたときに元気」

  • 「眠りが深くなった」

  • 「肌や髪の調子が良い」

といった実感が多く報告されました。


症状は本当に改善しているの?

症状スコアを詳しく見ると、

  • ほてり・発汗

  • イライラ・不安感

  • 疲労感

  • 頭痛・肩こり

  • 不眠

など、多くの症状で有意な改善が認められています。

特に、
👉 1か月 → 2か月 → 3か月と、
続けるほど改善する人が増えているのが特徴です。


ホルモン治療(HRT)をしている人でも大丈夫?

調査では、

  • ホルモン治療をしていない方

  • ホルモン補充療法(HRT)を行っている方

どちらでも、改善度に大きな差はなく
エクオールは併用しても問題ないとされています。


がんや婦人科疾患の既往がある方は?

  • 乳がん

  • 子宮体がん

  • 卵巣がん

  • 子宮筋腫

  • 子宮内膜症

これらの既往がある女性においても調査が行われましたが、

👉 安全性に問題は認められませんでした。

この点は、ホルモン治療に不安を感じている方にとって、
大きな安心材料と言えます。


まとめ|「つらいのは年齢のせい」と我慢しないで

  • 更年期症状は、とても多くの女性が経験します

  • 症状は心と体の両方に現れ、長く続くこともあります

  • エクオールは、科学的データに基づいて
    症状改善と安全性が確認されている選択肢のひとつです

「年齢だから仕方ない」と我慢せず、
ご自身に合った方法を一緒に考えていくことが大切です。

気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


※この内容は、
K. Takamatsu et al., Menopause & Women’s Health Jpn. 2012 ほか
複数の研究データをもとに作成しています。

 

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