更年期を境に、女性の骨は急に弱くなります
〜このグラフが教えてくれる大切な事実〜
「年齢とともに骨は弱くなる」
そう思っている方は多いかもしれません。
しかし、このグラフを見ると、
女性の骨密度は“ある時期”を境に、はっきりと減り始めることが分かります。
このグラフは何を表しているの?
横軸は 年齢、
縦軸は 骨密度(骨の強さ) を表しています。
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青い線:男性
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ピンクの線:女性
点線で示されているのが、
👉 **日本人女性の平均的な閉経年齢(約50歳)**です。
閉経を境に、女性の骨密度は急激に低下します
このグラフで最も重要なポイントはここです。
🔴 女性は50歳前後(閉経)を境に、骨密度が急激に下がる
それまでは男性と大きな差がなかった骨密度が、
閉経後には 明らかに下向きにカーブしていきます。
一方で、男性の骨密度は
👉 ゆっくり、なだらかに低下しています。
なぜ女性だけ急に骨が弱くなるの?
理由ははっきりしています。
👉 女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少です。
エストロゲンには、
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骨を壊しすぎない
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骨の代謝バランスを保つ
という大切な役割があります。
閉経によってエストロゲンが減ると、
✔ 骨が壊れるスピードが速くなる
✔ 骨を作る力が追いつかなくなる
その結果、
👉 骨密度が一気に低下してしまうのです。
骨粗鬆症は「静かに進む病気」
骨密度が下がっても、
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痛み
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自覚症状
は、ほとんどありません。
そのため、
「気づいたときには骨折していた」
というケースが少なくありません。
特に、
✔ 手首
✔ 背骨
✔ 股関節
の骨折は、
生活の質を大きく下げてしまいます。
更年期は「骨の分かれ道」
このグラフが教えてくれるのは、
👉 更年期は、骨の将来を左右する重要な時期
ということです。
この時期に、
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骨の状態を知る
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骨密度を測る
-
生活習慣を整える
ことが、将来の骨折予防につながります。
エクオールが注目される理由
更年期以降は、
エストロゲンを完全に元に戻すことはできません。
そこで注目されているのが、
👉 エストロゲン様作用をもつエクオールです。
エクオールは、
✔ 骨に多いβ受容体に作用
✔ 強すぎない、やさしい働き
✔ 長期的に使いやすい
という特徴があり、
更年期以降の骨代謝をサポートする存在として研究されています。
まとめ
✔ 女性の骨密度は閉経を境に急激に低下する
✔ 原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少
✔ 骨粗鬆症は症状が出にくい
✔ 更年期は「骨の分かれ道」
✔ 早めのチェックと対策が大切
当院では、
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骨密度検査
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更年期以降の関節・骨の相談
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生活指導・運動療法
を通して、将来の骨折予防をサポートしています。
「まだ大丈夫」と思っている今こそが、
実は一番大切なタイミングかもしれません。
