看護師ブログ はじめました。
はじめまして。
看護師の田代です。初めてブログを投稿させていただきます。
記念すべき初回は骨粗鬆症について。
みなさん骨粗鬆症についてご存じでしょうか?
骨粗鬆症とは・・?
骨粗鬆症は、骨密度(骨の密度や強度を示す指標)が低下し、骨が脆くなる状態です。このため、軽い転倒や日常の動作で骨折のリスクが高まります。特に、背骨や大腿骨(足の付け根の骨)、手首の骨折が多いです。近年TV等でも多く取り上げられており、聞いたことがある人が多いかもしれません。
では骨粗鬆症に『なりやすい』のはどのような人でしょうか?
代表的な因子としては
『高齢』・『女性』・『骨折歴がある』の3点です。
高齢:加齢に伴い骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高まります。高齢者でなくても、40歳を過ぎたら要注意です。
女性:女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、骨密度を維持するのに重要な役割を果たします。閉経後、エストロゲンの分泌が
急激に減少するため、骨密度が低下しやすくなります。
骨折歴:『骨折したことがある』人は、これまでに骨折したことがない人と比べ2倍骨折リスクが高くなります。
またほかにも、瘦せすぎやお酒の飲みすぎ、喫煙者、病気や薬の影響(関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能亢進症などの病気や、ステロイド薬の長期使用)も骨粗鬆症のリスクを高めます。
ここまでお読みいただいて、少しでも『自分は大丈夫かしら、、?』と思ったそこのあなたに一度来院していただき診察・検査を受けていただければ幸いです。
次回は骨密度検査について投稿予定です。
今回ブログ作成にあたり、原院長の先輩にあたる斎藤充先生著の『100年骨』を参考にさせていただきました。
とてもわかりやすく丁寧に書かれており、当院マガジンラックにも設置しています。ご興味ある方はぜひ手に取り読んでみて下さい。