メニュー

プラセンタ・更年期・エクオール

プラセンタは、更年期障害に保険適応があります。症状のある方は、血液検査にて、女性ホルモン値の測定(血液検査エストラジオール・FSH)・チェックリストによる判定・サプリメント・プラセンタ注射など行なっております。

  • プラセンタ注射1A 500円前後(保険)
  • 自費の場合1A 1100円(消費税込)

保険適応になる場合は1回500円前後となります。

保険適応外の場合、1A1100円(消費税込)です。本数に制限はありません。

プラセンタ

プラセンタは胎盤由来の千文からできております。
胎盤は妊娠中に赤ちゃんが母親から栄養を受け取るために大切な臓器です。
様々な栄養分が入っているため、胎盤から栄養分を抽出して様々な疾患の治療薬として、また更年期障害の治療にも効果があるとして利用されております。
最近では美白、美肌効果もあると、美容目的で利用されているケースも増えております。
アンチエイジング効果のために行う人も多いです。
プラセンタ注射を行うことで体の内側から作用して本来の健康な状態に戻るための手助けをすることができます。

プラセンタ注射で得られる効果は以下の通りです

1.アンチエイジング効果

血液やリンパの流れが良くなり、皮膚の中にコラーゲンを増やすことができるため肌にハリと潤いを取り戻すことができます。

2.血流改善効果

血行を改善できるため、肩こり、冷え性などの症状を軽くすることができます。

3.抗酸化作用

老化の原因にもなってしまう活性酸素の働きを抑えるので老化防止効果があります。

4.抗アレルギー作用

アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー体質を改善できます。

5.ホルモンバランスの調整

生理痛の軽減、更年期障害の改善、精神的な症状の軽減効果があります。

6.疲労回復効果

滋養強壮力があるので疲れにくく、疲れても回復が早くなります。

7.肝機能改善

肝臓の機能が良くなるためデトックス効果があります。

当院では、プラセンタ注射療法行っております。
保険適応になる場合もあります。

更年期症候群

更年期の諸症状に対し、当院では、問診・チェックリスト・女性ホルモン採血・プラセンタ注射、エクオールなど行っております。
また、手指の症状も更年期と関わっていると言われております。
お困りの際は、ご相談ください。

更年期について

  • 「更年期」とは、閉経前の5年から閉経後の5年にわたる、女性の体と心が移り変わる時期をいいます。
    45歳~55歳位までをさします。
  • 女性の多くは40歳を過ぎた頃から卵巣の機能が衰えてきます。
    50歳前後になると、月経は消失し、閉経となります。
    女性ホルモンは閉経後数年で絶対的に不足した状態になります。
  • 卵巣からホルモンが出なくなると、下垂体ホルモンである卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)の血中濃度が高くなることで、ほてり、のぼせ・発汗、不眠などの更年期障害といわれる症状が現れます。
  • 日本女性の平均閉経年齢は50.5歳となっていますが、その個人差は大きく、30歳代の後半に閉経となる場合や、逆に55歳を過ぎても閉経にならない場合もあります。
    一般的には、45歳以上の女性で1年以上月経がなければ閉経と考えます。
  • 閉経は血液検査により、卵胞刺激ホルモン(FSH)、エストロゲン(E2)の値などを測定して確定されます。
    女性の半数は45~50歳までに閉経を迎え、25%は45歳以下で、25%は50歳以降で閉経を迎えます。
    日本女性が迎える初経年齢は若くなる傾向がみられますが、閉経にかぎっては、国、地域、人種などの差がなく、すべてほぼ50歳前後となっています。
    閉経の年齢は50歳前後で昔からほとんど変わりませんが、近年日本女性の平均寿命は約86歳に達するほどまでに著しく延びています。
    これにより女性は閉経後の30年間あまりをホルモンが足りない状態で過ごすことになります。
    閉経後の人生をいかに健やかに過ごすかは、現代女性の大きなテーマといえます。
  • 当院ではチェックリストや女性ホルモン値の測定などによる判定及びプラセンタ注射・サプリメント・漢方薬治療など行っております。
  • ホルモン療法は当院では行っておりません。

チェックリストは、このようなものを利用しております。

エクオール

大豆は、古くから日本人の食生活を支えてきた健康食材のひとつです。
そして、大豆から生み出される成分「エクオール」が、ゆらぎ期を迎えた女性の健康と美容をサポートする成分として、いま注目されています。
女性ホルモンに似た働きをします。

当院では、エクオールを手軽に摂取できるサプリメントを推奨しております。

エクオールで改善される7つの症状

  • ホットフラッシュ
  • 首こり、肩こり
  • 肌のシワ
  • 骨密度の減少を抑制
  • 悪玉コレステロールを減少
  • 糖代謝
  • 血管機能

更年期症状の他に、シワやしみなどお肌のトラブルにも有効であることは、女性の方々にとって朗報だと思います。

エクオールに期待される効果

エクオール詳細はこちら

 

  • 「朝起きたときに手がこわばる」
  • 「指が変形してきた」
  • 「手指のしびれや関節の痛みを感じる」

これらの症状は、40代以降の女性に多くみられます。リウマチが鑑別疾患に挙がりますので採血など必要な場合もあります。

手指の不調は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に低下する、産後や更年期で起こりやすいことがわかってきました。
エストロゲンには腱や関節を保護する働きがあるため、それが足りなくなると腱が腫れて腱鞘炎が起こったり、関節痛などが起こると言われています。

女性ホルモンが減ると出てくる症状

  • 手がこわばる
  • 指が曲がりにくい
  • 親指のつけねが痛い
  • 指先の関節が痛い
  • 手がしびれる
  • 手首が痛い
  • 骨粗しょう症
  • しわが増える
  • 肩こり
  • 顔のほてり など

指の第一関節が変形してしまう「ヘバーデン結節」も女性ホルモンが関係しているといわれ、放っておくと徐々に変形が進行し、指がかたまってきてしまいます。つまりヘバーデン結節は、更年期症状の一つと考えられます。

同時に、骨密度低下を引き起こすことも多く骨粗鬆症検査も受けていただくことを推奨しております。

さて、近年の様々な研究により、これらの症状はエストロゲンと似た作用を持つ『エクオール』を補うことでやわらげることができるということがわかってきました。

エクオールとは

納豆や豆乳などの大豆食品を食べると、そこに含まれるイソフラボンが腸内細菌で代謝され、エクオールに変化します。エクオールは、関節を健康に保つ女性ホルモンと非常に似た構造をしているので、同様の効果が期待できるのです。

上記症状を改善するためにはエクオールが1日10mg必要といわれています
10mgのエクオールを作るには、豆乳200g、豆腐2/3丁、納豆50gなどを毎日食べなくてはなりません。
しかしながら、実は日本人女性のうちエクオールを作ることができる人は全体の50%以下といわれています。

そこで最近注目されているのが、「エクエル」です。
必要なエクオールを補充できるので大変オススメです。

エクエルは大塚製薬さんの公式HPより、当院のほうがお手頃価格でお求めいただけます。

手の外科とエクオール

メノポハンド

手の外科でいらっしゃる患者さんの多くは、40歳以降の女性です。その多くは腱鞘炎、ヘバーデン結節、手根管症候群などですが、まだ特徴的な画像所見がない時期が初期にあり、このような状態を最近はメノポハンドと呼んでおります。

このような状態で病院を受診しても「レントゲン異常なし」「使いすぎ」「年のせい」などと言われ、なすすべもなく、ただ我慢している方も多くいらっしゃいます。しかし、最近の知見で、このような症状に女性ホルモンが深く関わっていることが分かって参りました。

女性ホルモンには大きく分けて2種類あり、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。このうちエストロゲンは、女性の健康とは切っても切り離せない関係にあります。その代表的なものが更年期障害です。エストロゲンの量が絶対的に減ることによって、ホットフラッシュなどの症状が起きることはよく知られたことですが、手指の不調が起きることはまだ。あまり知られていません。エストロゲンが低下すると、関節や腱の周りにある滑膜という組織が腫れます。関節の滑膜が腫れれば、関節炎が起こりやすく、腱の周りの滑膜が腫れれば、腱鞘炎やそばにある神経を圧迫してしびれが起こりやすくなります。

つまり、ヘバーデン結節やブシャール結節、ばね指・腱鞘炎、ドケルバン病、手根管症候群は、全てエストロゲンの低下が引き金となって起こっているのです。

最近になり、大豆イソフラボンから作られるエクオールという成分が、乳がんのリスクなくエストロゲンの代わりとして使えることがわかり、当院ではエクオールによる治療および予防をおすすめしております。

しかし、症状の進んだ方にはエクオールだけでは対応できないこともあり、そのような場合にはステロイド注射や手術療法などの治療をご提案させていただく場合もございます。

また最近、ご家族に手指の変形がある方は手指の不調が起こりやすいことがわかってきました。そのようなご家族をお持ちの方は、ご自分の手指の変化に注意して、予防としてエクオールをとられてみてはいかがでしょうか。

適切な時期に適切な治療を始めることが大切です。あきらめないで、できることから始めていきましょう。

 

メノポハンドについて「一般社団法人 日本手外科学会」でも詳しく掲載されておりますので、よろしければご覧ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME