看護師ブログ ~骨粗鬆症マネージャーへの道~
看護師の田代です。
ムシムシした梅雨の日が続いていますね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
この時期は「梅雨型熱中症」という高温ではなくても湿度が高い環境で起こる熱中症が多くみられます。
対策としては
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こまめな水分補給(のどが渇いていなくても)🥤
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湿度管理(除湿器やエアコンを活用)
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通気性の良い服装
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無理をしない・疲れをためない
ことが大切です。無理せず過ごしていきたいですね🍃
さて、本日のブログテーマは“骨粗鬆症マネージャーへの道のり”です。
このテーマでは私が骨粗鬆症マネージャーという資格を取得するまでをシリーズ化し、
皆様にお届けしていきたいと思います。
まず、骨粗鬆症マネージャーの概要についてお伝えします。
骨粗鬆症マネージャーとは
「骨粗鬆症マネージャー」とは、骨粗鬆症の予防・診断・治療に関する専門知識を持ち、患者さんの健康寿命の延伸を支援する医療従事者向けの認定資格です。
日本骨粗鬆症学会が認定しており、整形外科や地域医療の現場などで活躍しています。
この資格は、骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)の中心的な担い手として、患者さんの骨折予防や
治療継続をサポートする役割を担います。看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士など、医療系国家資格を持つ人が対象で、講習や学会参加、試験を経て認定されます.
骨粗鬆症マネージャーの主な役割
骨折リスクの評価・説明
骨密度や既往歴などを元に、患者さんごとのリスクを明確にし、
適切な治療を検討します。
治療方針のサポート
医師の治療方針を、患者さんが理解・納得できるよう橋渡をします。
服薬・注射治療の継続支援
飲み忘れ防止、注射スケジュールの管理、生活指導など
転倒・骨折予防の指導
運動や栄養、住環境の工夫など、多面的なアプローチで支援します
なぜ「骨粗鬆症マネージャー」を目指すのか?
外来看護では、骨粗鬆症の患者さんと関わる場面がとても多くあります。
でも実際には……
- 骨密度検査の意味、ちゃんと説明できてるかな?
- TRACP-5bやP1NPって何の数値?
- 「この人に注射をすすめていい?」って自信がない
- ビタミンDの話、毎回モヤモヤ…
こういった「もやもや」を減らして、患者さんに安心して相談してもらえる看護師になりたい。
そんな思いから、「骨粗鬆症マネージャー」を目指すことにしました。
今後、資格取得に向け日々の学習や学会参加を頑張っていこうと思います。
暖かく見守っていただけると嬉しいです😊
では、また次回のブログで。